E320e充電ポートカバー修理

ベンツE350e充電ポートカバー修理

オールコートミツトモ(三重県)

<修理前>
最新型のメルセデスベンツE350eはPHVの為充電ポートがあるのですが、そこに足を引っかけてしまったそうです。
ディーラーで確認したところ、バンパーASSY交換になってしまうそうです。
きっとお高い見積だったのでしょう!そこで、メリケン工房に樹脂溶接での修理をご依頼頂きました。
リアバンパーのセンサー類のキャリブレーションまで含めてのご依頼です。

<修理後>
素材はPPGF50(ポリプロピレンにグラスファイバーを混ぜ込んだもの)になります。
PPは加熱すると酸素と結合してパリパリになってしまうので、そうならないように窒素でシールドして溶接します。
また素材にグラスファイバーが入ってるので、窒素ガスシールド樹脂溶接機とグラスファイバー入りのPPロッド(PP+GF)が最適な組み合わせになります。
作業としては、バンパーを外し、裏側から溶接します。
手が入らない場所なので、裏側の見えない整形不要なところで溶接する事で、表には極力波及しないように修理。
若干厚めに盛って強度もバッチリです。
開閉も問題なく、表面を軽く仕上げて完成!